文章で表現するための基本と極意。
UI(ユーザーインターフェース)とUX(ユーザーエクスペリエンス)は、Webデザインをするうえで欠かせない用語です。
だけど、この言葉を私のお客様にそのまま伝えても、ほぼ100%伝わりませんし、「それってどういう意味ですか?」って聞き返されるだろうと予測できます。
この「それってどういう意味ですか?」という言葉。
この言葉は、発信側としてはあまりよくない状態です。
自分が発した内容が読者に伝わっていない、ということが表れているのだから。
仕事のために、じゃなくても、誰かのために発信するという事は、相手のある事だから、「読者が読みやすいように」心がけるのが当然かなあと思っています。
前回のコラムで書いたことと似てくるのですが、「仕事用のブログって思わない」と「宣伝しない」は全く別なのと一緒で、「仕事用のブログって思わない」と「好き勝手書く」も全くの別物です。
仕事用って思うと書きにくいからやめておこう、というのは意識の問題なので、読者がある以上、そして読んでもらいたいなっておもう以上、分かりやすい言葉で書いたり、理解してもらえるように書いたりすることは当然で、物理的に読みにくいのでは、ただの壁打ちブログと一緒になってしまいます。
「難解な言葉は分かりやすく、理解しやすい言葉に書き換える」ことが、お客様目線のブログなんですよね。(ようはユーザーファーストであり、UXに繋がります)
ただ、難しいのが、ここを意識しすぎると書けない人がいます。
そんな人は、もう既にそれが「できている」ので、意識の外に置いてしまって大丈夫。あなたは潜在的に相手に伝える能力が備わっていて、それが文章でも表現できています。だから、自分が感じた言葉を、自分の中にある思いを、直接出すだけで、すでに読者に伝わる文章が書けているのです。自分の世界に浸って、ぞんぶんに言葉を紡いでくださいね。それがあなたの魅力です。
文章が苦手な人ってたくさんいます。でも、言葉はあなたの人柄を表します。
だからどうか、あなたの人柄でお客様に選んでいただけるよう、言葉で発信することをやめないでいてほしいなと思います。
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